大手の着付け教室と個人の着付け教室の違いについて解説!
福岡県には大手から個人まで、さまざまな着付け教室があります。着付け教室に通いたいと思ったとき、なにを重点に選べばよいのでしょうか。そこでこの記事では、大手と個人の着付け教室の違いやメリット・デメリットについて紹介していきます。それぞれの特徴を把握した上で、自分にぴったりの教室を見つけましょう。
大手の着付け教室を利用するメリット・デメリット
まずは大手の着付け教室のメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット
なんといっても着付け教室の数が多いことは、大手の最大のメリットです。家から通いやすい教室が見つかりやすく、利用者も多いため口コミの確認も行いやすいでしょう。
また、駅近や立地のよい場所に教室があることが多く、仕事帰りや買い物帰りなど、ライフスタイルに合わせて選べる点もメリットのひとつ。受講料無料の教室も多く、着付けの基礎を無料で学べたり、さまざまな時間帯で受講できたりすることも可能です。
また、初心者から上級者までの幅広いコースが用意されており、自分のレベルに合わせてじっくり学べます。なかには、師範を目指せるコースを用意する教室もあるので、将来は師範として活躍したい人は大手の着付け教室をチェックしてみるとよいでしょう。
デメリット
メリットで紹介した無料受講ですが、受講して終わりではなく高額な着物の購入をすすめられる場合があります。無理やり購入してもらうような販売方法はほとんどありませんが、やや強くすすめられるため、断ることが苦手な人にとっては苦痛に感じるかもしれません。
個人の着付け教室を利用するメリット・デメリット
次に個人の着付け教室を利用する際のメリット・デメリットを解説していきます。
メリット
大手のような強い勧誘がないため、安心して無料体験に参加できます。大手であれば家賃などの費用がかかったりノルマがあったりするため、強い勧誘や販売をすすめる場合があります。
しかし、個人は自分の家で着付け教室をしていることがほとんどなため、費用を抑えられ、勧誘する必要がないのです。そのため、断ることが苦手な人は個人の着付け教室の無料体験を覗いてみるとよいでしょう。
また、授業は少人数制であるところが多く、一人ひとりの受講生に寄り添う時間も必然的に増えます。手厚い授業を受けたい人やアットホームな雰囲気を好む人におすすめです。
デメリット
個人の着付け教室のデメリットは指導方法が異なる場合があることです。大手のように指導のマニュアルが用意されているわけではないので、個人の着付け教室ごとで教え方や教える順番などは違います。事前にどんなカリキュラムで進行するのか、講師の保有資格などをホームページで調べておきましょう。ホームページがない場合は、体験教室や電話で確認すると安心です。
そのほかのデメリットとして、立地が悪いことが挙げられます。大手は駅前や立地のよい場所に教室を構えていますが、個人は自宅になるため、場所によっては駅から遠い場所にあります。
また、自宅の位置を把握しにくいこともあるので、そのような場合の通学がストレスに感じるかもしれません。着付け教室は1回限りではないので、自分が通える範囲の教室を選びましょう。
大手と個人どちらの着付け教室に通うのがおすすめ?
はじめて着付けを学ぶのであれば、大手の教室を選ぶとよいでしょう。大手は通学のしやすさや受講料の安さなど、初心者でも始めやすい環境が整えられています。個人は受講料が教室ごとで異なり、大手よりもやや高めに設定している場合もあるため、注意が必要です。
一方、アットホームな雰囲気で学びたい、一人ひとりのペースに合わせた授業を受けたい人は個人の着付け教室がおすすめです。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分が希望する条件と照らし合わせながら探して、ぴったりな教室を見つけましょう。
そこで、以下では自分に適した教室の見つけ方のポイントを紹介します。
着付けを学ぶ目的を理解
教室を選ぶ前に、自分がどんな目的で着付けを学びたいのか考えを整理しましょう。目的が明確することで、受けるべきカリキュラムが見えてきます。
料金の確認
着付け教室は受講料以外に、テキスト代や着物のレンタル代などの費用も発生することがあります。受講料だけで判断するのではなく、そのほかの費用も計算した総額で判断しましょう。
教室の特徴の把握
授業スタイルや担任制、休んだときは振替授業が受けられるのかなど、確認しましょう。
カリキュラムの確認
初心者であれば、初心者向けの優しいカリキュラムが用意されているかチェックします。中級以上の技術を学びたい、師範を目指したい場合は、そのレベルに合わせた講義が組まれているか調べておきましょう。
まとめ
大手の着付け教室は、受講料が安かったり通学しやすかったりするなどのメリットがあります。また、初心者からプロを目指といったカリキュラムが豊富なため、自分が学ぶ目的に合わせた講義を受けられるでしょう。一方、個人の教室は和やかな雰囲気で学びたい、手厚いサポートを受けたい人におすすめです。それぞれで、メリットとデメリットがあるので、自分がなぜ着付け学ぶのかを明確にして、適した教室を選びましょう。