着付け教室に通っているのはどんな人が多い?個々の動機はさまざま!
着付け教室はさまざまな人が通っていますが、具体的にはどんな人が通っているか気になる方も多いのではないでしょうか?自分が通う着付け教室にはどんな人がいるのかわかっていたほうが、安心してレッスンを始められますよね。そこでこの記事では、着付け教室に通っている人の特徴や、教室で学べることを解説します。
着付け教室に通っているのはどんな人が多い?
着付け教室の通いたいと考える人の中には、どのような人がいるのか気になる方も多いでしょう。実際のところ、着付け教室に通っている方の年齢や動機は実にさまざまです。
「着物が好きだから趣味として自分で着られるようになりたい」「着付けの仕事をしたいから資格取得をするために通っている」など、本格的に着付けに関する仕事を取得したい方もいれば、ただ着物が好きだから通っているという方までいます。そのため、着付け教室に通う人の性格については一概にいえません。
年齢でいうと、大体中高年の女性が通っている方が多いですが、最近は着物ブームということもあり20~30代の年代の方が通っている教室も増えています。また、教室によってはお友達同士で通っている方もいれば、それぞれが目的を持っていて1人1人で独立して勉強している方もいます。
このように着付け教室に通っている方は非常にバラバラで、着付け教室によっても偏りがあるようです。そのため着付け教室を探している方は、自分がどんな着付け教室に通いたいのかを改めて確認し、どんな人が通っているかを事前に自分の目で確認することをおすすめします。
そもそも着付け教室ではどのようなことが学べるの?
ここからは、着付け教室ではどのようなことが学べるのかを解説します。スクールによっても学べる内容は異なりますが、最もメジャーなのは初心者向けの基本コースです。
基本の着付けの仕方を学べる基礎も基礎なコースではありますが、着物について何が必要なのか、右も左もわからないという方にとっては心強いコースといえるでしょう。帯の結び方や下着の付け方まで、気になるけれどなかなか聞けないような基本の部分まで丁寧に指導してもらえます。
次に着付けの実践を行う応用編です。基本の着付けを学べたら、さらに着付けをキレイにできるように応用力を学んでいきます。どのような着物をどんなときに着ていくとよいのか、着物を着る上で知っておくとより楽しめる着付けの雑学なども勉強できるコースも選べるでしょう。
他にも、着物の特殊な資格を取得できる特別なコースを用意しているスクールや、着付けを仕事に活かしたい方に向けてより実践向きな実技などを教えるスクールもあるため、自分の目的にあった講習を行っているスクールを選ぶとよりためになるでしょう。
あらゆる年齢層の方が学んでいるので、安心して通おう!
着付け教室はさまざまなタイプの方が通っており、それぞれが切磋琢磨しながらスキルを磨いています。着付け教室はあらゆる年齢層の方が学んでいるため、年齢に関係なく楽しく勉強できるでしょう。
ただし、スクールの相性や向き不向きはあります。自分に合っているスクールを選ぶためにも、いくつか注意しないといけません。
まずは体験レッスンなどに参加して、スクールがどんな場所なのかチェックする方法です。スクールによって学べる内容や教え方、流派などもまったく異なるので、自分が思っているのに近いスクールを探すためにも体験レッスンは必須といえるでしょう。着付け教室によってはオンラインで無料体験レッスンをしている所もあるため、実際に教室に行くのが難しい方でも気軽に参加できます。
次にチェックしておきたいのが値段です。せっかく通い始めたにもかかわらず、思ったよりも高くて通い続けられなくなったとあってはもったいないので、自分の財布の負担にならない金額を考えて、予算に合わせたスクールを選ぶことも大切です。
スクールの金額はスクールによって大きく異なります。入学金や毎月のレッスン費など諸々込みにしても数万円で済む所もあれば、数十万円以上かかるようなところもザラにあります。スクールに通う際に事前に指定の着物ショップで着物を購入しないといけないようなスクールもあるため、そうしたスクールを選ぶともっとお金がかかるでしょう。
本格的なプロを目指す方であれば、多少の出費がかかってもしっかりとしたスクールを選ぶべきですが、趣味でまずは軽く学びたいくらいの気持ちであれば、財布への負担が少ないスクールを選んだ方が気軽に楽しめるので、自分のニーズに合わせてどんなスクールに通うかを選ぶといいでしょう。
着付け教室はさまざまなタイプの方が通っており、最近では男性が通うことも増えています。年代や性別を問わずに愛され続ける着物。日本を代表する文化の1つだからこそ、着るスキルは身につけておくに越したことはありません。「おしゃれな着物を家族からもらって宝の持ち腐れになっているけれど、せっかくなら自分で着付けたい」という方など、まずは自分に合ったスクールを探してみてください。